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モバP「なっちゃんとイタリアン」

2019/ 08/ 16
  • タグ:鷹富士茄子 安部菜々 南条光 渋谷凛 ◆C2VTzcV58A

  •                  
    シンデレラガールズ 目次

    1 : ◆C2VTzcV58A : 2018/08/05(日) 10:32:45.71 ID:49959fj5O


    1作目 モバP「なっちゃんという同級生」

    2作目 モバP「なっちゃんという担当アイドル」

    3作目 モバP「ナナ先生のメルヘンデビュー」

    4作目 モバP「なっちゃんと恋人ごっこ」

    5作目 モバP「なっちゃんと後輩アイドル」

    6作目 モバP「なっちゃん達のガールズトーク」

    7作目 モバP「なっちゃんと俺」

    8作目 モバP「なっちゃんとその後」

    9作目 モバP「なっちゃんと年越し」 鷹富士茄子「思い出話、追加注文です♪」

    10作目 モバP「なっちゃんと春休み」

    11作目 モバP「なっちゃんと梅雨」

    12作目 モバP「なっちゃんと夏の事務所」

    13作目 モバP「なっちゃんと秋の風物詩」

    14作目 モバP「なっちゃんと年末年始」

    15作目 モバP「なっちゃんとメイド」

    16作目 モバP「なっちゃんと水着と夏祭り」

    17作目 モバP「なっちゃんとクリスマス」

    18作目 モバP「なっちゃんとバレンタインとカコネイター」 

    19作目 モバP「なっちゃんとナスビ」

    20作目 モバP「ナナ先生とシンデレラ」

    の、続きです


    SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1533432765


    2 : ◆C2VTzcV58A : 2018/08/05(日) 10:35:19.70 ID:49959fj5O


    ある日の事務所


    茄子「イタリアで撮影のお仕事、ですか?」

    P「ああ。ほら、すごい綺麗な景色が見られるっていう海の洞窟あるだろ。バラエティー番組の企画であそこに行くんだ」

    茄子「あ、聞いたことあります。運が悪いと洞窟に入れないとか」

    P「そう、そこだ。水着の撮影もあるから、身体はちゃんと絞っておいてくれ」

    茄子「でもP君少しお肉がついてる方が好みって」

    P「俺の好みの話はしていないぞ」

    光「アタシもお肉好きだぞっ!」

    P「明らかに話の流れわかってない子が乱入してきた」

    光「アタシカルビ好き! Pは?」

    P「えっ……えーと」

    光「?」

    P「む、むね肉ともも肉……」

    茄子「ぶふっ」

    P「笑うな!」


    5 : ◆C2VTzcV58A : 2018/08/05(日) 10:43:22.85 ID:49959fj5O


    光「? 鶏肉が好きなのか?」

    茄子「私はむね肉多めだから安心していいですよ♪」

    P「教育に悪い発言は慎んでいただきたいですね」

    菜々「あのPくんが教育を語っている……ナナ、ほろりと涙が」

    P「俺も大人になったってことだよ」

    菜々「うぅ……歳をとると涙腺が弱くなってダメですねぇ……」

    菜々「………」

    菜々「とってませんけど! 永遠の17歳だから歳とってませんけど!」

    茄子「P君、判定は」

    P「かわいいからセーフ」

    菜々「最近もも肉がつきすぎかなーとかそんなこともありませんからねっ! ねっ!」

    茄子「これはアウトじゃないですか?」

    P「男の妄想が膨らむからホームラン」

    茄子「………」

    P「待って黙らないで。せめてなんか罵倒するとかして」

    茄子「突然ですが第1回事務所アンケートです。P君がバカだと思う人ー?」

    菜々「はーい」

    凛「はい」

    P「おい、凛はいつからいたんだ」

    凛「今来たところだけど、反射的に手を挙げちゃった」

    P「おーい……ん?」

    光「んー……Pが……バカ……?」

    P「光……君は、手を挙げないでいてくれるんだな」

    茄子「みんな手を挙げてますよ? 光ちゃん? こっちに来ませんか~」

    光「ん~~」

    P「同調圧力に屈するな! ヒーローは孤独でも負けないぞ!」

    光「た、確かに……そうだ、ヒーローはたとえ独りでもくじけない! アタシはPがバカじゃないと思う!」

    P「光……!!」

    菜々「セプテンバー」

    P「12月」

    光「あっ、アタシよりバカだ……」スッ

    P「光~~!!」

    茄子「ふふっ♪ でも大丈夫ですよ、P君はバカですけど――」

    光「でも、Pはバカだけど強いしいい人だから大丈夫だと思う! みんなのヒーローだ!」

    P「ひ、光ぅ……いい子だぁ」ナデナデ

    光「あはは、ちょっとくすぐったいって」

    茄子「………」

    菜々「締めのセリフを盗られた感想は」

    茄子「光ちゃんなのでセーフです。これが凛ちゃんならハンカチ噛んでました」

    凛「だから茄子さんはどうして私に対抗意識燃やしてるの……?」

    茄子「むきーっ!」

    菜々「ハンカチ噛まないだけで『むきーっ』はやるんですね」


                
    PICK UP!

    6 : ◆C2VTzcV58A : 2018/08/05(日) 10:44:58.48 ID:49959fj5O


    茄子「話を戻しますけど。イタリアにロケって、楽しみですけどちょっと心配ですね」

    P「心配?」

    茄子「P君は知らないかもしれませんけど、イタリアでは日本語が通じないんですよ」

    P「なっちゃんの俺に対する認識の方が不安だわ」

    茄子「冗談ですよ♪ もう高校の頃のおバカなP君とは違いますもんね」

    P「そうだそうだ。ちなみにセプテンバーは9月だそうだぞ」

    茄子「いや私は知ってますけど?」

    P「それに俺はちゃんとイタリア語の勉強だってしてるんだ」

    茄子「たとえば?」

    P「セェーノ」

    茄子「わあ、いい発音。どんな意味なんですか?」

    P「おっぱい」

    茄子「バカってイタリア語でなんて言うんですか?」

    P「勉強熱心なようでなによりだ」



    7 : ◆C2VTzcV58A : 2018/08/05(日) 10:45:58.83 ID:49959fj5O


    光「アタシ達はイタリア行けないのか?」

    P「ごめんな。今回の仕事に行くのは、うちの事務所からはなっちゃんだけなんだ」

    菜々「このロケの映像、ゴールデン帯の人気番組で使うみたいですしね。むしろP君、よく茄子さんだけでも通せましたね」

    P「『うちの鷹富士を連れて行けば絶対に洞窟の絶景が見られます! 企画倒れにはなりません!』って推したからな」

    凛「ああ、なるほど」

    光「確かに、茄子さんの幸運なら間違いなしだな!」

    菜々「ていうか、スタッフさんもそれで通したんですね……」

    P「なっちゃんの幸運ぶりに関しちゃ、芸能界でも結構話題になってるからな」

    茄子「少しは顔が売れてきたってことですかね~」

    P「うん。これまで地道に仕事を重ねてきた結果だ」

    茄子「幸運だけじゃ、アイドルは務まらない。しんどい時もありますけど、その分達成感があって私は好きです」

    茄子「まあ、だからと言って幸運を利用しないとは言ってませんからね。P君、グッジョブです♪」

    P「そうだろうそうだろう。使えるものは使わないとな」ニヤリ

    光「ふたりが悪い顔をしている……でも、最近はライダーもあんな顔してること多いかも」

    凛「いいコンビではあるよね、実際」

    菜々「ちなみに、イタリア語で『バカ』は『シェーモ』と言うそうです。他にも似たような単語はあるみたいですけど」

    凛「シェーモ」

    光「しぇーーも!」

    P「シェエエエエエァアモ!」

    茄子「リンクの回転斬りですか?」

    P「イタリアだし情熱的な方がいいかと思って」

    凛「情熱の国ってスペインじゃなかったっけ」

    菜々「イタリアも愛と情熱の国として有名なそうですよ」

    凛「へえ、そうなんだ」

    茄子「愛も育みましょうね♪ アモーレ♪」

    P「もちろんだ、マイアモーレ」

    茄子「マイは英語ですよ?」

    P「………」

    P「愛してるぞ」

    凛「ごまかし方雑じゃない?」

    茄子「P君………」ポッ

    菜々「本人が納得してるからいいんじゃないですかね?」

    凛「前から思ってたんだけど。茄子さんもわりと、シェーモじゃない?」



    8 : ◆C2VTzcV58A : 2018/08/05(日) 10:47:00.87 ID:49959fj5O


    菜々「昔はもっとクールな子だったんですけどねえ。ふふ」

    光「菜々さん、ちょっとうれしそう?」

    菜々「うーん、そうですね。ナナ的には、今の茄子さんの方が好きですから」

    光「詳しいんだな、昔の茄子さんのこと……」

    菜々「こ、こほんっ! それより光ちゃん、いい機会なのでイタリア語の挨拶でもお勉強しましょうか!」

    凛(ボロが出そうになって露骨に話題逸らした)

    光「イタリア語の挨拶? それなら一個だけ知ってるぞ」

    菜々「へえ、どんなのですか?」

    光「チャァオゥ♪」

    菜々「なんでちょっと邪悪な感じなんですか?」

    光「最近邪悪なチャオしか聞かないから……」

    凛(エボルトだ……)





    9 : ◆C2VTzcV58A : 2018/08/05(日) 10:47:45.23 ID:49959fj5O


    茄子「てぃあーも」

    P「テアーモ」

    茄子「ティ・アーモ!」

    P「てええあああああも!!」

    茄子「ティーーアーーーモーーー!!!」



    P「情熱的な愛をぶつけていたら暑くなってきた」

    茄子「今年は猛暑も猛暑、恐ろしい暑さですからねー」

    P「冷蔵庫、確か箱で買ったアイスバーがあったはず」ガラッ

    茄子「……4つしかありませんね」

    P「食べ物は逆年功序列制により、光、凛、菜々さんまでは確定」

    茄子「つまり……私達最年長組による争い」

    P「ふっ。腕が鳴るな」

    茄子「それはこっちのセリフです」

    P・茄子「じゃーんけーん――」


    菜々「言ってくれれば、ナナが1本譲るのに……」

    凛「あの大げさなポーズのじゃんけん、余計暑くならない?」

    光「うずうず」←じゃんけんに混ざりたい

    菜々「あ、そうだ。いいものがあることを思い出しました」

    凛「いいもの?」

    菜々「はいっ。確かこの棚に……あった!」




    10 : ◆C2VTzcV58A : 2018/08/05(日) 10:49:10.33 ID:49959fj5O




    P「あいこでしょっ!」

    茄子「あいこでしょっ!」

    P「あいこでしょっ! ……だーっ、負けた!」

    茄子「ふっ、じゃんけんで私に勝とうだなんて2万年早いですよ♪」

    P「くそー……しょうがない、奥の手だ」

    茄子「奥の手?」

    P「ここは恋人らしく半分こしないか?」

    茄子「え、嫌ですけど」

    P「なんでだよ! 普通照れながら半分こしてくれるシチュエーションだろ!」

    茄子「分けるつもりなら最初からじゃんけんしませんし~」

    P「ぐぬ」

    菜々「ほら、ふたりとも喧嘩してないでこっちにどうぞ」

    P「菜々さん? それ……」

    菜々「かき氷メーカーです。そういえば、事務所に置いてあったなーと思って」

    凛「ふたりの分もあるから、食べなよ」

    光「練乳があったからかけておいたぞ! 食べてくれ!」

    P「………」

    茄子「P君」

    P「皆まで言うな、なっちゃん」


    P・茄子「大人になろう、俺(私)達」

    P「みんなをイタリアに連れていけない分、今晩はイタリアンの店に連れて行こう」

    茄子「それがみんなへの贖罪……BREAK・SIN」

    P「イタリア語で言うと?」

    茄子「ラザニア」

    P「誰がイタリア料理挙げろって言ったんだよ」

    茄子「食材だけに?」

    菜々「マルゲリータ!」

    凛「リゾット」

    光「ポトフ!」

    P「ポトフはフランスだぞ」

    光「あれ?」


    11 : ◆C2VTzcV58A : 2018/08/05(日) 10:50:07.11 ID:49959fj5O


    数週間後


    P「で、ロケ当日。イタリア行きの飛行機に乗っているわけだが」

    茄子「はい」

    P「ここで俺は、自分が飛行機苦手だと思いだした」

    茄子「高校の修学旅行、北海道に行きましたよね。あの時飛行機に乗ったと思うんですけど」

    P「あの時は目をつぶってお経を唱えていた」

    茄子「あー、そういえばそうでしたね。しばらくP君のあだ名が坊さんになってました」

    P「今回もお経で乗り切れればいいんだが……」プルプル

    茄子「かわいい声で鳴いてくださいね♪」

    P「なっちゃん時々Sの人格が出てくるよな」

    茄子「冗談ですよ。ほら、手を出してください」

    P「手相でも見てくれるのか?」

    茄子「それもいいですけど……ほら」ギュッ

    茄子「こうして握ってあげていれば、少しは安心できませんか?」

    P「………」

    P「肌すべすべだな」

    茄子「えっち」

    P「え、えっちじゃないだろう。健全な感想だ」

    茄子「すべすべなのは手だけじゃないですよ?」

    P「………」

    茄子「ほら、今えっちなこと考えた」

    P「馬鹿野郎、そんなこと言われたらえっちなこと考えない方が不健全だ」

    茄子「開き直りましたね……まあ、いいですけど。幸運の女神の手、じっくり堪能してください」

    P「ご利益にあやかるよ。ありがとう」

    茄子「私が、守ってあげますからね~♪」


    12 : ◆C2VTzcV58A : 2018/08/05(日) 10:52:55.40 ID:49959fj5O


    15分後


    P「なんて威勢のいいこと言っておいて、これだもんな」

    茄子「すぅ………」

    P「爆睡してやがる……さては昨日、イタリアが楽しみで眠れなかったな?」

    P(まあ、寝顔を見ているだけでも恐怖心は和らぐな。これは確かに幸運の女神だ)

    茄子「むにゃ……P……くん」

    P「ん、寝言か?」

    茄子「Pくん………すき……」

    P「………」

    P「俺も好きだよ……なんてな。はは」



    茄子「すき………だらけだぞ貴様……」

    P「………」

    P「と嘲笑っていた貴様の姿はお笑いだったぞ。隙を見せていたのは貴様の方だ」ボソボソ

    茄子「あぅ……ばかな……この私が出し抜かれるなんて……」

    P「どんな夢見てるんだこいつ……」

    茄子「うぅ……だれかたすけて……」

    P「………」

    P「……心配するな。俺が、守ってやるから」

    茄子「………」


    茄子「人の夢で遊んだ気分はいかがですか? P君」

    P「のわっ!? お、起きてたのか!」

    茄子「たった今ですけどねー。なんかボソボソ言ってるなーと思ったら目が覚めました。普通、恋人にはもっとロマンチックな囁きをすると思うんですけど、そこのところはいかがでしょう」

    P「うおお……は、恥ずかしい」


    13 : ◆C2VTzcV58A : 2018/08/05(日) 10:53:30.79 ID:49959fj5O


    茄子「………」

    茄子「それで……もっと強く、握ってくれないんですか」

    P「え? 握るって……手?」

    茄子「だって、守ってくれるんでしょう?」

    P「………」


    ぎゅーっ


    茄子「えへへ」

    P「……敵わないなぁ」

    茄子「イタリアでも、よろしくお願いします♪」



    おしまい



    14 : ◆C2VTzcV58A : 2018/08/05(日) 10:55:43.16 ID:49959fj5O


    おわりです。お付き合いいただきありがとうございます
    茄子さんのボイス、いつも隣にいてくれる彼女感あっていいですね



    16 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします : 2018/08/05(日) 11:14:40.06 ID:7/v90VrZO

    17 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします : 2018/08/05(日) 12:40:44.46 ID:XBjiM1OfO
    ウサミンPだけど茄子さん可愛すぎて吐いた
    責任取って来年は茄子さんに全ブッパ予定です
    20 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします : 2018/08/05(日) 21:52:00.68 ID:TXsI+JEw0
    茄子さんマジ女神
    21 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします : 2018/08/09(木) 19:00:23.90 ID:5cwdHfjRo
    ここの凛の落ち着き方が本当に好き




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