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相葉夕美「晴れた日は、あの人を誘って」

2019/ 02/ 28
  • タグ:相葉夕美 ◆C2VTzcV58A

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    シンデレラガールズ 目次

    1 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします : 2016/01/24(日) 18:07:13.70 ID:+/DeiFZP0

    P「今年もきれいに咲いたな。ここの花たち」

    夕美「うん! 心をこめてお世話したかいがあったよ」

    夕美「Pさんも、今日は手伝ってくれてありがとう」

    P「俺もたまには、こいつらの様子を見ておきたいと思っただけだから」

    P「……これだけ花壇が華やかだと、公園全体の雰囲気もお洒落に見えてくる気がする」

    P「ボランティアで手入れを続けている、夕美のおかげだな」

    夕美「ふふっ、そうかな」

    夕美「よかったね、お花さんたち。Pさんもきれいだって褒めてくれてるよ?」


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    2 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします : 2016/01/24(日) 18:10:34.57 ID:+/DeiFZP0

    夕美「うーんっ……こうしてベンチでのんびりしていると、なんだか心がやすらぐなぁ」

    夕美「疲れた身体も癒されるような」

    P「はは、そうだな」

    夕美「あー、今お年寄りみたいって思わなかった?」

    P「思ってないよ。こんなに天気のいい日なんだから、春の陽気の中でゆっくりしたい気持ちはわかるし」

    夕美「ならいいけど」

    夕美「でも本当、お日様の光に当たっているだけで元気になれるよ」

    P「光合成でもしてるのか?」

    夕美「違います。んもう、すぐそうやってからかうんだから」

    P「ごめんごめん。夕美みたいな純粋で可愛い子には、つい悪戯したくなるんだ」

    夕美「なんでもかわいいって言えばごまかせるわけじゃないんだよ?」

    P「ダメか」

    夕美「ダメです」

    夕美「……うれしいことには、うれしいけどね」エヘヘ

    P(かわいい)

    3 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします : 2016/01/24(日) 18:12:58.12 ID:+/DeiFZP0

    P「ジュース買ってきたから、これで許してくれ」

    夕美「ありがとう。別に最初から怒ってなかったけど」

    P「少しここで休んでいくか」

    夕美「そうだね。せっかくのお休みなんだし、今日はのんびりしよ?」

    P「最近は人気がうなぎ上りで、仕事もどんどん増えてきたからな。休養はしっかりとってくれ」

    夕美「うん」

    4 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします : 2016/01/24(日) 18:15:24.97 ID:+/DeiFZP0

    男の子「かんせーい! 砂のお城!」

    女の子「トンネルも作ろうよ!」



    P「懐かしいな。昔は俺も、砂場で色々作ってはしゃいでた」

    夕美「私も。お友達と一緒に頑張って、大きなお花を作ろうって」

    夕美「茎も葉もちゃんとくっついた、超大作」

    P「それ、難しそうだな。できたのか?」

    夕美「えっとね……確か、途中までしか完成しなかったと思う」

    P「どの辺まで?」

    夕美「植木鉢」

    P「それ途中というか、花の部分はなにひとつできてないよな」

    夕美「あはは、その通りだね」

    夕美「でも楽しかったよ?」

    P「まあ、ああいうのは作る過程を楽しむものだからな」

    夕美「今なら、もうちょっと器用に作れるかも」

    P「やってみるか? 砂場、まだスペース空いてるみたいだけど」

    夕美「うーん……結構魅力的な案だけど、今日はやめとこうかな」

    P「どうして」

    夕美「今は、Pさんともっとおしゃべりしていたい気分だから」

    P「……そうか。なら、それでいいか」

                
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    5 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします : 2016/01/24(日) 18:16:49.21 ID:+/DeiFZP0

    夕美「初めてPさんと会ったのも、こんな感じのぽかぽかした日だったよね」

    P「ああ。あの日も君は花に水をやっていて、その姿にピンときた俺がスカウトしたんだった」

    夕美「あれから一緒に頑張って、夏と秋と冬が過ぎて……また、春に戻ってきた」

    P「どうだった? この一年」

    夕美「そうだなぁ……正直言うと、かなり疲れちゃった」

    P「ありゃ」

    夕美「……でも、その疲れを吹き飛ばすくらいの楽しさがあったかな」フフッ

    P「その言葉を聞けて安心した」

    P「俺も、夕美や他の子達を一生懸命プロデュースして、充実感のある一年だった」

    夕美「なら、お互いに満足だね。めでたしめでたし」

    P「まだ終わりじゃないけどな。明日はトレーナーさんの地獄の特別レッスンが待ってるぞ」

    夕美「うわぁー、考えないようにしてたのに~!」

    P「………」

    P「……ぷっ」

    夕美「……あははっ」


    夕美「本当、今日は平和だね」

    P「そうだな」

    6 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします : 2016/01/24(日) 18:18:44.18 ID:+/DeiFZP0

    夕美「一年一緒に過ごして、Pさんとも少しは解りあえるようになったかな」

    P「少しだけなのか」

    夕美「まだ一年だけだもん」

    夕美「これからもっと解かりあっていく予定」

    P「………」

    夕美「Pさん?」

    P「あざといな」

    夕美「えっ、あざといってなに?」

    P「男の胸を射抜く一撃だった」

    夕美「……? ねえ、それってどういう」


    ビュウッ


    夕美「きゃっ」

    P「おっ、いきなり強い風が吹いたな……」

    夕美「びっくりしちゃった……Pさん、服に葉っぱついてるよ」

    P「そっちの服にもついてる」

    夕美「あ、本当だ」

    P「同じ形の葉だな」

    夕美「多分、同じ木から飛んできたんじゃないかな」

    夕美「おそろいだね。ふふっ」

    P「その発想はなかった」

    7 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします : 2016/01/24(日) 18:21:16.08 ID:+/DeiFZP0

    夕美「………」

    P「どうしかしたのか」

    夕美「あ、うん。小さい頃、こういう葉っぱをチケットがわりにしていたことを思い出したの」

    P「チケット?」

    夕美「電車ごっことかでね、乗車券としてこれを見せるの。そうしたら、車掌さん役の子がロープの中に入れてくれて……懐かしいなぁ」

    P「ああ、なるほど。俺もやってたな、それ」

    夕美「でしょ?」

    夕美「私とPさんのチケットは同じ葉っぱだから、きっと行き先も同じだよ」

    P「行き先って、どこに行くんだ?」

    夕美「そうだなあ……」

    夕美「うーん……」

    P「割と本気で悩むんだな」

    夕美「だって、Pさんと一緒に行きたいところはたくさんあるから」

    夕美「……よし、決めた!」

    P「決まったか」

    夕美「うんっ」スタッ

    8 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします : 2016/01/24(日) 18:22:56.35 ID:+/DeiFZP0

    夕美「Pさんと行きたいところ、いっぱいあるけど……それを全部まとめて」

    夕美「このチケットは、公園発の『幸せ』行きだよ、なんて」

    P「………」

    P「ははっ」

    夕美「ちょっと、笑わないでよ! 自分でもカッコつけすぎたかなーとは思ってるけど!」カアァ

    P「いやいや、別にそういう意味で笑ってるわけじゃなくてだな」

    P「行けるといいな。その行き先まで」

    夕美「………」

    夕美「そうだね」

    夕美「一緒に行こうよ、ふたりで」

    P「力を合わせて、だな」

    夕美「うん、頑張ろう!」ニコッ

    9 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします : 2016/01/24(日) 18:24:26.12 ID:+/DeiFZP0

    公園を出て


    P「少しこのあたりを散歩してみるか」

    夕美「賛成。せっかくのお散歩日和だし」

    P「気持ちのいいくらいの晴れだからな」

    夕美「………」

    P「………」

    夕美「……えへへ」

    P「どうした、いきなり笑って」

    夕美「ううん、なんでもない」

    10 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします : 2016/01/24(日) 18:25:52.63 ID:+/DeiFZP0

    夕美「ただ……なんだか、幸せだなって」

    P「おいおい。もうチケットの行き先にたどり着いちゃったのか?」

    夕美「あはは、それは違うよ」

    夕美「そっちの幸せは、もっともっと大きな幸せじゃないと」

    P「欲張りだな、夕美は」

    夕美「ふふ、そうかも」

    夕美「でも、私が欲張りになったのはPさんのせいだからね?」

    P「俺の?」

    夕美「Pさんがキラキラした景色をたくさん見せてくれたおかげで、これからもそういうのをもっと見たいな、感じたいなって。そう思うようになったんだから」

    P「そういうことか。なら、俺がちゃんと責任取らないとな」

    夕美「うん、そうだよ。だから」

    夕美「ずっとよろしくね、Pさん」ニコッ

    P「……ああ、もちろん」

    11 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします : 2016/01/24(日) 18:26:47.74 ID:+/DeiFZP0

    夕美「あ、分かれ道。どっち行こうか?」

    P「こっちを行くと凛の花屋があるから、冷やかしに行こう」

    夕美「ダメだよ、冷やかしは。せっかくだし、何かお花を買おう?」

    P「そうするか」

    夕美「今日は何にしようかな。この前はあれを買ったから、今度は――」



    おわり


    12 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします : 2016/01/24(日) 18:30:45.86 ID:+/DeiFZP0
    読んでくれた方々に感謝を
    ところどころ某エロゲOPリスペクトです
    元ネタの曲名の「Leaf」の部分は葉っぱじゃなくて「一枚」という意味っぽいです。でももしかしたら葉っぱという意味も入っているのかもしれない

    前に書いたSS
    モバP「桐生つかさは意外と……」

    佐藤心「やっぱり女は度胸と愛嬌☆」


    13 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします : 2016/01/24(日) 19:27:28.08 ID:7PUP6don0
    パルフェのLeaf ticketか
    14 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします : 2016/01/24(日) 20:28:33.63 ID:oRL343dh0
    leafticketをなつきち(の中の人)が歌ってたな




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