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モバP「凛っていい匂いするよな」

2019/ 01/ 14
  • タグ:渋谷凛 橘ありす 大石泉 ◆C2VTzcV58A

  •                  
    シンデレラガールズ 目次

    1 : ◆C2VTzcV58A : 2015/12/06(日) 18:40:00.25 ID:VDsGurEr0

    凛「」ススッ

    P「無言で距離をとるなよ」

    凛「えぇ……だって半分セクハラだよ、今の」

    P「そうかもしれんが……ほら、俺と凛の仲じゃないか」

    凛「親しき仲にも礼儀ありって、学校で習わなかった?」

    P「うっ……まさか高校生にそんなことを言われるとは」

    凛「プロデューサーって、絶対授業とか真面目に聞いてなかったタイプだよね」

    P「失礼な。凛こそあれだ、気が乗らない時は屋上でサボ凛してるタイプだろ」

    凛「うちの学校屋上開いてないし」

    P「じゃあ開いてたらサボ凛するのか」

    凛「しないよ。不良じゃん、それ」

    P「そうか。意外と真面目なマジ凛だったんだな」

    凛「人の名前で遊ぶのやめてくれる?」

    P「かわりに凛は俺の名前で遊んでもいいぞ」

    凛「ふーん」


    凛「エロデューサー」

    P「ひねりのない直球すぎるだろ。もう少しブレーキングボールにしよう」

    凛「アイアムファストボールオンリー、オーケー?」

    P「やっぱり授業真面目に受けてないだろ」


    SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1449394800

    2 : ◆C2VTzcV58A : 2015/12/06(日) 18:42:45.05 ID:VDsGurEr0

    P「わかった。ならこうしよう」

    P「こういうのは互いにフェアなら問題ない。だから凛が俺の匂いを嗅げば解決だ」

    凛「私が……プロデューサーの……匂いを?」

    P「ああ」

    凛「………」




    凛「やだよ絶対臭いよセクハラだよ」

    P「失礼な! ちゃんと香水を使ってるぞ」

    凛「だったら香水の匂い嗅ぐからいいよ。いちいちプロデューサーを経由する必要ないし」

    P「それじゃ本末転倒じゃないか」

    3 : ◆C2VTzcV58A : 2015/12/06(日) 18:46:39.24 ID:VDsGurEr0

    ガチャリ


    ありす「おはようございます」

    凛「あ、ちょうどよかった。ありす、私のかわりに嗅いでくれない?」

    ありす「……はい?」




    ありす「はあ。Pさんの匂いを、ですか」

    ありす「しかし、くだらないことで言い争いしてるんですね。お二人とも」

    P「ぐさっ」

    凛「胸に刺さる……」

    P「薄いのに?」

    凛「プロデューサーは頭が薄いよね」

    P「貴様触れてはならんことを」

    ありす「言ってるそばからこれですか……」

                
    PICK UP!

    4 : ◆C2VTzcV58A : 2015/12/06(日) 18:49:35.44 ID:VDsGurEr0

    ありす「嗅いでもいいですけど、少しだけですよ」

    P「ありすは素直でいい子だなあ」

    凛「私も素直に拒絶してるだけなんだけど」

    ありす「………」クンクン

    P「どうだ? 別に臭くないだろう?」

    ありす「………」チョイチョイ

    凛「ん? どうしたの、手招きして」





    ありす「なんだか香水の匂いが強すぎるような気が」ヒソヒソ

    凛「ああ、それってあれじゃない? 体臭をごまかすためについつい香水をつけすぎちゃう感じ」ヒソヒソ

    ありす「なるほど。そうなるとPさんのもともとの匂いは……あっ」ヒソヒソ

    凛「きっと香水で隠してる下には………」ヒソヒソ


    P「ひそひそ話で陰口叩くのやめてくれ。傷つく」

    凛「陰口じゃないよ。本人から見える範囲で言ってるから」

    P「小学生の言い訳か!」

    5 : ◆C2VTzcV58A : 2015/12/06(日) 18:52:40.21 ID:VDsGurEr0

    ガチャリ


    泉「おはようございます……なにしてるの?」

    P「凛にいじめられてる」

    凛「プロデューサーにセクハラされてる」

    泉「……よくわからないけど、いつものように馬鹿をやっていることだけは把握しました」

    32 : ◆C2VTzcV58A : 2015/12/06(日) 20:36:56.83 ID:VDsGurEr0

    泉「ふむふむ」カタカタ

    泉「シミュレーションの結果、今回はプロデューサーに非があるという結論が出たわ」

    凛「勝訴」

    P「ばんなそかな」

    ありす「(何をシミュレートしたんだろう)」

    凛「理論派な泉の意見は参考になるね」

    泉「それほどでも」

    泉「でも……凛さんは、プロデューサー相手だとなんだか子どもっぽくなりますね」

    ありす「それは私も思っていました」

    凛「ん……まあ、プロデューサーが小学生レベルだから、それに合わせちゃうというか」

    P「それはもしかして、俺のことが好きだということか?」

    凛「ほら、すぐこうやって冗談言う人だし」

    泉「なるほど」

    ありす「凛さんも大変ですね」

    P「凛の評価と引き換えに、俺の評価がどんどん下がっている気がする」

    9 : ◆C2VTzcV58A : 2015/12/06(日) 19:03:09.59 ID:VDsGurEr0

    凛「みかんあるけど、食べる?」

    ありす「いただきます」

    泉「私も」

    凛「はい、どうぞ」

    ありす「冬はこたつでみかんという風習がありますが、なぜなんでしょう」

    泉「さあ……はっきりとした理由は明らかになっていないようだけど」

    凛「昔からのお決まりなんだろうね。それが今までずっと文化として続いてる感じ」

    泉「単なるロジック以上のものがありそう……それはそうと、凛さん皮剥くの上手ですね」

    ありす「片手でスムーズに剥いてます」

    凛「ん、そうかな。慣れれば普通だと思うけど」


    P「………ふむ」

    P「なんだか、こうして見てると仲良し三姉妹みたいだな」

    凛「三?」

    泉「姉妹?」

    ありす「ですか?」

    10 : ◆C2VTzcV58A : 2015/12/06(日) 19:06:02.97 ID:VDsGurEr0

    P「うん。雰囲気も似てるしな」

    P「ありすが末っ子で、泉が上のお姉さんだ」

    凛「ちょっと待って。学年的に私が長女のはずなんだけど」

    P「泉のほうが頭もスタイルもいいし」

    凛「む……それを言われると否定できない」

    泉「そ、そんなことは……」

    ありす「泉さんって、夏場は制服の胸元をかなり開いてますよね」

    凛「自分のスタイルに自信があるんだろうね」

    泉「あ、あれは違うの! 友達にそうしたほうがいいよって言われてなんとなくしただけで、あとは涼しいのも事実だったし」

    凛「羨ましいね。泉お姉ちゃんは」

    ありす「まったくです」

    泉「な、なぜ冷たい視線を向けるんです……」

    11 : ◆C2VTzcV58A : 2015/12/06(日) 19:09:59.72 ID:VDsGurEr0

    泉「そ、そうよ。間をとってありすちゃんを長女にすればいいんです!」

    ありす「えっ」

    凛「なるほど」

    凛「ありすお姉ちゃん」

    泉「ありす姉さん」

    ありす「お、お姉ちゃん……悪くない響きかも」テレリ

    凛「お姉ちゃん」

    ありす「はいはい、なんでしょう」ニコニコ

    凛「ジュース買ってきて」

    泉「私ポテトチップスで」

    ありす「お姉ちゃんパシリにされてませんか?」

    P「お前達、本当に息ぴったりだな。漫才トリオみたいだ」

    ありす「むむ……こうなれば」

    ありす「P、お姉ちゃんからの命令です。ジュースとポテチを買ってきなさい」

    P「あれ? 俺弟にされてる?」

    ありす「この際近くにいる人も巻き込んでいきます」

    凛「プロデューサーが末っ子の弟か」

    泉「年齢逆転ゲームってところかしら」

    12 : ◆C2VTzcV58A : 2015/12/06(日) 19:11:39.43 ID:VDsGurEr0

    P「俺が末っ子……待てよ」

    P「ということは、お姉ちゃんに甘えても当然ってことだよな」

    P「凛おねーちゃん、甘えさせてくれ」

    凛「私やらないよ。泉お姉ちゃんやりなよ」

    泉「私やらないよ。ありす姉さんやって」

    P「押しつけ合うのやめろよ。なんか悲しくなるだろ、弟嫌われすぎだろ」

    ありす「弟だからダメなんじゃないですか? 同性の妹なら」

    P「妹?」

    凛「じゃあP子だね」

    P「お黙りなさい!」

    泉「モノマネうまい……」

    13 : ◆C2VTzcV58A : 2015/12/06(日) 19:17:28.95 ID:VDsGurEr0

    P「で、結局弟の俺はお姉ちゃんにスルーされる定めなのか」

    凛「私は甘やかさないよ」

    泉「私も」

    ありす「………」

    ありす「(正直、いつもなでなでされているぶん、Pさんを思い切り甘やかしたいかも……)」ソワソワ

    凛「………」チラ

    凛「まあ、一番うえのありすお姉ちゃんに頼めばいいんじゃない?」

    泉「そうね。ありす姉さんにお願いすれば?」

    ありす「えっ……」

    ありす「(こ、これは……二人が私を気遣って出したパス!)」

    P「ありす?」

    ありす「し、仕方ないですね。ここは私が弟の願いを叶えてあげます」

    P「え、いいのか? 軽い冗談のつもりだったんだが」

    ありす「いいから来てください。ほら、膝が空いています」ポンポン

    P「わ、わかった」

    14 : ◆C2VTzcV58A : 2015/12/06(日) 19:20:45.04 ID:VDsGurEr0

    凛「さて。私達はコンビニに行こうか」

    泉「ジュースとポテチ買わないと」


    ガチャ、バタン


    ありす「(ありがとうございます、姉さんたち)」

    ありす「ほら、弟くん。お姉さんが膝枕をしてあげます。ついでに耳掃除もしましょう」

    P「な、なんか本格的だな……せっかくだし、頼もうかな」

    ありす「ふふっ♪」

    15 : ◆C2VTzcV58A : 2015/12/06(日) 19:40:04.63 ID:VDsGurEr0

    IN コンビニ


    凛「ありすは恥ずかしがり屋だから、お膳立てしてあげないとなかなか動けないんだよね」

    泉「ですね。プロデューサーのこと大好きなの、バレバレなのに」

    凛「今頃、耳掃除でもしてるんじゃないかな……今日はコーラにしよう」

    泉「ポテチ、ポテチ……うーん。どの味にしよう……」

    凛「うすしおにしたら?」

    泉「どうしてですか?」

    凛「プロデューサーが好きじゃない味だから。つまみ食いされなくなるよ」

    泉「なるほど。それはいいですね」ニヤリ

    泉「でも、プロデューサーも仕事中は真面目なのに……どうしてあんなに子供っぽいんだろう」

    凛「少年の心を失わないことが、若いアイドルと接するプロデューサーという職業に必要なんだってさ」

    凛「若い目線から見ることで、大人が気づきにくい点を知りやすくなるって」

    泉「……なるほど。意外と考えているんですね」

    凛「ま、全部建前だろうけどね。ニヤニヤしながら言ってたし」

    泉「……感心して損しました」ハア

    18 : ◆C2VTzcV58A : 2015/12/06(日) 19:43:44.54 ID:VDsGurEr0

    凛「あ、そうだ。チョコレート買っておこう」

    泉「凛さんはチョコレート好きですね」

    凛「うん。でもこれはプロデューサー用だよ」

    泉「頼まれてたんですか?」

    凛「ううん。けど多分、そろそろ甘い物食べたい気分になってそうだから」

    凛「帰ってから言われるより、今買っておいたほうがいいでしょ」

    泉「ふうん……」

    凛「なに?」

    泉「いえ。プロデューサーのこと、よくわかってるんだな、と」

    凛「それはまあ、事務所のアイドルの中だと一番あの人と付き合い長いし……なにその顔」

    泉「いえいえ」

    泉「お似合いだと思いますよ、凛姉さん♪」

    凛「ね、姉さんって。さっきまで私のほうが妹って設定だったでしょ」

    泉「年齢逆転タイムは終了です」

    泉「ほら、行きましょう姉さん。ありすちゃんにも何か買っておかないと」スタスタ

    凛「姉さん、か……まあ、悪くないかな」フッ

    19 : ◆C2VTzcV58A : 2015/12/06(日) 19:46:59.32 ID:VDsGurEr0

    凛「ただいま」

    泉「今戻りました……あれ?」



    P「zzz」グッスリ

    ありす「耳掃除をしているうちに眠ってしまって……そろそろ膝が疲れてきました」

    泉「熟睡ね……」

    凛「なんだかんだ、いっぱい仕事してるから。疲れてたんだろうね」

    ありす「どうしましょうか。膝がしんどいのですが、起こすのも悪いような」

    凛「いいんだよ。起こして」


    凛「ほらプロデューサー、ちょっとだけ起きなよ」ペシペシ

    P「……ん? りん……?」

    凛「寝るんなら仮眠室使いなよ。ほら、立って」

    P「あぁ……わかった」ウトウト

    凛「なんか危なっかしいから私が連れて行ってあげる」

    P「おー……ありがとう」ヨロヨロ

    20 : ◆C2VTzcV58A : 2015/12/06(日) 19:50:34.44 ID:VDsGurEr0

    泉「………」

    ありす「………」

    泉・ありす「……お母さん?」

    ありす「凛さんって……えっと、あれです。姉御肌なところありますよね」

    泉「だね」

    泉「あ、そうそう。イチゴのエクレア買ってきたけど、食べる?」

    ありす「いただきます」

    泉「即答ね……はい、どうぞ」

    22 : ◆C2VTzcV58A : 2015/12/06(日) 19:58:43.91 ID:VDsGurEr0

    ありす「……あの、泉さん」

    泉「なに?」

    ありす「私でも、プログラミングってできますか」

    泉「プログラミング? そうね……ダンスや歌と同じで、練習すれば誰でもできるようになるわ」

    泉「ある程度は、だけど」

    ありす「そうですか」

    泉「興味があるの?」

    ありす「……泉さんがいろいろやっているのを見ていると、少しだけ」

    泉「ふふ、そう。なら少し触ってみる? お姉さんが教えてあげるわ」

    ありす「……はい。お願いします、泉お姉さん」

    泉「わかったわ。下の兄弟は大事にしないとね」フフッ

    23 : ◆C2VTzcV58A : 2015/12/06(日) 20:09:08.73 ID:VDsGurEr0

    凛「ただいま――」



    ありす「えっと、これをこうして……あ、画面が」

    泉「『Hello, World!』。うん、ちゃんとできたわね」

    泉「えらいえらい」ナデナデ

    ありす「あ、ありがとうございます……」



    凛「………」

    凛「よくわからないけど、私も撫でておいたほうがいい?」

    泉「ぜひどうぞ」

    ありす「なっ……ちょっと、私の頭はおもちゃじゃ」

    凛「なでなで」

    ありす「あうぅ……」

    泉「ふふっ♪」



    おしまい

    26 : ◆C2VTzcV58A : 2015/12/06(日) 20:15:52.45 ID:VDsGurEr0
    終わりです。お付き合いいただきありがとうございます
    正統進化系と言われてるわりにはありすと泉が絡むSSってあまり多くないような、そんなこともないような

    微デレなしぶりんのSS(過去作宣伝)
    モバP「今日もよく頑張ったな」ナデナデ 渋谷凛「こ、子ども扱いしないでよ」アセアセ

    渋谷凛「クリスマスプレゼントの定番って、なんだと思う?」

    ありすの進化系の表見て思ったんですが、あれだけルートが多いとイーブイじゃなくて希望皇ホープじゃないと足りなくないですか

    27 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします : 2015/12/06(日) 20:17:11.53 ID:JME3FGJD0
    イーブイは多分まだ進化先増えるしへーきへーき
    そしてまた3人で書いてくれおねげえしますだ
    31 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします : 2015/12/06(日) 20:36:27.44 ID:dVmGEyBS0
    おつおつ。また3姉妹ものの続きが読みたいですわー




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