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姫川友紀「モデルのお仕事? ファッションショー!?」

2019/ 01/ 11
  • タグ:姫川友紀 前川みく 大槻唯 ◆uMEAzbBMSc

  •                  
    シンデレラガールズ 目次

    1 : ◆uMEAzbBMSc : 2018/12/30(日)19:07:43 ID:A2G

    友紀「やる!!」

    P「へ? ……あ、おぅ……?」

    2 : ◆uMEAzbBMSc : 2018/12/30(日)19:09:58 ID:A2G

    ――



    P「……と、即答されたのが先月の話」

    前川みく「ふんふん」

    P「そこからはもうトントン拍子。あっと言う間に今日が本番なんですわ」

    みく「なるほどねー。それで友紀チャンがモデルさんかぁ……」

    大槻唯「ゆいたちがお芝居してる間に、そんなことになってたんだねぇ」

    3 : ◆uMEAzbBMSc : 2018/12/30(日)19:17:59 ID:A2G

    唯「良いな良いなー、ファッションショー。ゆいも、忙しくなかったらなぁ」

    P「撮影とカチあってたからなぁ。こればっかりは何とも」

    唯「わかってるよーだ。映画も楽しかったから、オッケーだし☆」

    みく「でも、ちょっとビックリかも。みく、友紀チャンのこういうお仕事、あんまりイメージなかったから……」

    唯「そう?」

    みく「ファッション系にそんなにやる気あったなんて、知らなかったにゃ」

    唯「ふーん。言われてみれば……まぁ、そうかも?」

    P「……正直言って、俺もちょっと意外だったんだよな」

    みく「Pチャンも?」

    P「うん。……あぁいや、勿論ユッキじゃダメ、なんてことでは無いんだけどな?」

    4 : ◆uMEAzbBMSc : 2018/12/30(日)19:19:54 ID:A2G

    P「今回に関しては……先方のイメージに合いそうな子で、最初に声かけてみたのがあいつだったって話なんだけど。それでも、あんなに積極的に返事されるとは思ってなくて……」

    みく「分からないもんだにゃ」

    唯「そうかなー。ゆいにはわかるよ? ファッションショー、すっごく良いじゃん!」

    みく「それはそうだけど」

    唯「きれいな服着てー、色んな演出入ってー、ライトきらきらで、すらーってランウェイを歩くの! カッコいいよねぇ…」

    みく「た、確かに……!」

    唯「女の子だったら、絶対憧れるモン! ゆっきーもそうだった、ってことじゃないの?」

    P「……そう、なのかな」

    唯「ゆっきー、どんな服着るのかな!」

    みく「カジュアルな感じ? 原宿系とか」

    唯「超ポップじゃん! アリヨリのアリ!」

    みく「フォーマルなのだと……スーツスタイルとか! 友紀チャン手足長いし、似合いそうだにゃ!」

    唯「あぁー! それ良いかも! かぁーっこいいー!!」キャー

    P「……はいはい、あんまり騒ぎすぎないの。一応関係者とは言え、今日の君らはお客さんなんだから」

    みく「はーい」

                
    PICK UP!

    5 : ◆uMEAzbBMSc : 2018/12/30(日)19:23:25 ID:A2G

    唯「プロデューサーちゃん、ゆっきーのとこ行くんでしょ?」

    P「え? ああ、うん。行くけど」

    唯「着いてっても良いかなっ! ゆっきー早く見たい!」

    P「んー……」

    みく「えっ、着いてくの?! ステージ観に行くのに!?」

    唯「ゆい、ファッションショーの控え室にもキョーミあるし。みくちゃんは、見てみたくないの?」

    みく「そりゃあ、ちょっとは興味あるけど」

    P「……なら、ちょっと確認取ってみようか。事務所の同僚ってことで、入って良いか聞いてみるわ」

    唯「いぇーい! よろしくお願いしまーす☆」

    みく「もう、調子良いんだから……」



    P「………。」



    ――



    6 : ◆uMEAzbBMSc : 2018/12/30(日)19:26:44 ID:A2G

    【控え室前】


    P「…」

    P「……ふぅーー」

    P「……」

    P「………よし」



    みく「いや早く入れにゃ」ガチャリ

    P「あ ちょ」

    唯「なにキンチョーしてんの?」

    P「ほら、その なんか、心の準備が……」

    唯「んん~? 変なのー」

    みく「友紀チャン、いるかにゃあ?」

    唯「おーいゆっきー?」



    友紀「あ! プロデューサー、来た?」


    P「……ッ、」


    7 : ◆uMEAzbBMSc : 2018/12/30(日)19:28:43 ID:A2G

    友紀「……って、あれ? みくちゃんに、唯ちゃん?」

    唯「わぁー!! すっごーーい!」

    友紀「ちょ、えっ?」

    みく「おぉ~! キレー!」

    唯「なにコレなにコレ! ドレスじゃん?! ヤバ、めっちゃきれい、ヤッバーい!!」

    友紀「え、え? 待って待って、なんで2人がここに?」

    唯「えっへへー。ゆっきーの応援!」

    みく「オフ合わせて、みんなで友紀チャンのステージ見に来たのにゃ!」

    唯「ゆいたち、もう冬休みだもんねー☆」

    友紀「あー……なるほど、そういうことかぁ」

    みく「飛鳥チャンとあーにゃんも、もう少ししたら着くと思う!」

    友紀「マジで!? そっかぁ……みんなって、みんな来てくれるんだ!」

    8 : ◆uMEAzbBMSc : 2018/12/30(日)19:32:31 ID:A2G

    唯「そんなことよりさ! ゆっきーヤバくない?! まじヤバいって!」

    みく「唯チャン、さっきから"やばい"ばっかりにゃ……」

    唯「だって、ヤバいじゃん! すごーい!」

    友紀「そ、そう? こういうの詳しくないから、よく分からなくって……」

    唯「めっちゃきれいだし、超カッコいい!」

    みく「うんうん! ドレス、すっごく似合ってるのにゃ」

    友紀「あはは、ありがと」

    唯「これ着てショーに出るんだぁ……! いーなーいーなー! ゆいもこういうのやりたいなー!」

    友紀「お。なら、唯ちゃんも出ちゃう? なんちゃって」

    唯「はい! 出たーい!」

    友紀「ネクストバッター、飛び入り参加の大槻選手! 背番号、41!」

    唯「うぇーい♪」

    みく「いやいや、流石にそれはムリでしょ……。ね、Pチャン」

    P「…」

    9 : ◆uMEAzbBMSc : 2018/12/30(日)19:34:23 ID:A2G

    みく「あれ、Pチャン? もしもーし」

    P「……あぁ、はい」

    みく「話聞いてた? 唯チャンにムリだよって、ちゃんと言ってあげなきゃ」

    P「お、おう。それはちょっと無理だぞ、唯」

    唯「ですよねー。ちぇ」

    友紀「まぁ、またの機会だね。唯ちゃん」

    唯「うん! 次は絶対ゆいがやる!」

    10 : ◆uMEAzbBMSc : 2018/12/30(日)19:36:04 ID:A2G

    友紀「プロデューサーも、お疲れさま! 予定より、来るの早かったね?」

    P「そう、だな。2人も連れて来てたし……」

    友紀「そっか! なら、最後の確認しに行っちゃおっか」

    P「あ、うん」

    友紀「でね? 行く前に、これなんだけど」

    P「花?」

    友紀「そう! 花飾り、頭に付けてほしくって!」

    P「……俺に?」

    友紀「うん、お願い! 自分じゃ上手くできないんだ」

    P「いや でも、そういうのって衣装さんにやってもらう方が……」

    友紀「プロデューサーが良いの!」

    P「えぇ」

    友紀「……だめ?」

    P「……いいよ、分かった。貸して」

    友紀「はーいっ」

    11 : ◆uMEAzbBMSc : 2018/12/30(日)19:38:30 ID:A2G

    みく「……Pチャン、どうしたんだろ。なんかボーっとしてたのにゃ」ヒソ

    唯「だねー。きっと、ゆっきーに見惚れちゃってたんだよっ」ヒソヒソ

    みく「それはそれで大丈夫なのかにゃ……?」ヒソソ



    P「……あ、あれ。けっこう難しいなコレ」

    友紀「まだー?」

    P「ちょ、ちょい待って、なんか角度が……」

    友紀「はーやくー♪」



    唯「見て見て、手こずってる! ウケるんですけどー!」ヒソヒソ

    みく「動揺しすぎでしょ…」ヒッソリ

    唯「何のお花なんだろ」ヒソ

    みく「バラかなぁ? 夕美チャンとかならすぐわかるんだろーけどにゃ」ヒソソ

    唯「なんかアレだね。ドレスで頭の飾り触ってるの、結婚式みたい!」

    みく「あー、えーっと……ベールアップ、だっけ。 にゃふふ、確かに」

    唯「きれいだなー、ゆっきー…」

    12 : ◆uMEAzbBMSc : 2018/12/30(日)19:41:43 ID:A2G

    P「よ、よし。これで、どうだ……」

    友紀「……ん、オッケ! 完璧!」

    P「ふぅ……ムズかった…」

    友紀「ありがとね! ばっちりストライクだっ」

    P「はいよ」

    友紀「2人とも、お待たせ!」

    みく「ごちそう様にゃ」

    友紀「へ? なんか食べてたの?」

    唯「こっちの話だよ~」

    友紀「?」

    P「……」

    13 : ◆uMEAzbBMSc : 2018/12/30(日)19:44:56 ID:A2G

    友紀「ま、良いか。それじゃあたしたち、本番前に最終チェックあるからさ」

    みく「そうなんだ」

    友紀「ゴメンね? 折角楽屋まで来てもらったのに……」

    みく「良いの良いの! 急に押しかけたのはこっちだから」

    唯「ゆっきーのこと、客席からちゃんと見てるから!」

    みく「行ってらっしゃいにゃー!」

    友紀「うん! じゃ、演出家さんのとこ行こう!」

    P「…おう」



    ――



    14 : ◆uMEAzbBMSc : 2018/12/30(日)19:46:55 ID:A2G

    友紀「やー、ビックリしたよ! プロデューサーだけかと思ってたもん」

    P「どうせならサプライズでと思って、秘密にしてた。悪いな」

    友紀「うん、充分サプライズだった!」

    P「みんなで行こうって声掛けて、誘って回ってたのは唯」

    友紀「そっかそっか、唯ちゃんらしいや」

    P「見に行きたいって最初に言い出したのも、唯なんだけどな。みんな、けっこう乗り気なもんで」

    友紀「ふふ。オシャレさんたちが多いからね」

    15 : ◆uMEAzbBMSc : 2018/12/30(日)19:50:13 ID:A2G

    P「……やっぱりさ。こういうファッションショー、女の子は興味あるんだな、って」

    友紀「そうかもね」

    P「ちょっと意外だったっていうか? 好みとか、把握してたつもりになってた、っていうか」

    友紀「え? あぁ……ほら、女子の趣味って、男の人にはイマイチわかんなかったりするって言うし、別に良いんじゃない? よくわかんないけど」

    P「考えてみたら、今までファッションとかそっち系の仕事は、他の子にやってもらうのが多かったっけ」

    友紀「うん……んん? まぁ、唯ちゃんとか?」

    P「ごめんな、今まで気付いてやれなくって」

    友紀「……へぁ?」

    P「次からは優先してお前に回す……なんてことはしてやれないけどさ。もうちょっと配分考えるように……」

    友紀「ちょ、待って ストップストップ」

    P「おん?」

    16 : ◆uMEAzbBMSc : 2018/12/30(日)20:12:31 ID:A2G

    友紀「なんか、イマイチ噛み合ってない気がするんだけど。プロデューサー、さっきから何の話してんの?」

    P「何って……お前もオシャレに興味あったんだな、って話だけど」

    友紀「あたしの話してたの!?」

    P「他に誰の話するんだよ」

    友紀「事務所のみんなのことかと思ってたよ?! え、待って待って! あたし、そんなこと言ったっけ?!」

    P「言ったっていうか……ほら、今回の件、やたら即答だったでしょ」

    友紀「……あー」

    P「あんなにやる気出すなんて、正直思ってなかったから。やりたい仕事だったのかな、って思って」

    友紀「やりたいって言われれば……うーん……」

    P「それに、さっきみくと唯から教わった。女子はこういうのに憧れるもんだ……と」

    友紀「あ、憧れ……。いやぁ、あたしは別に、そこまででは」

    P「という訳で、今後の仕事も、こういう方向性のを増やした方が良いのかな、なんて」

    友紀「ま、待って待って! なんか話の着地点おかしいよコレ!?」

    P「え? おかしい?」

    17 : ◆uMEAzbBMSc : 2018/12/30(日)20:17:38 ID:A2G

    友紀「あたし、別にファッション興味あるわけじゃないからね?」

    P「えっ」

    友紀「……あっ?! ち 違う、そうじゃない! こんな良いドレス着て言うことじゃない! 今の無し!!」

    P「あ はい」

    友紀「えーっと、ちょっと待ってね……。そう、興味無い訳でもないけど、そこまででもないっていうか……」

    P「??」

    友紀「普通だよ、普通! 特に変わり無く、人並みに興味あるってだけだから!」

    P「……ユニフォームを普段着にしてる女が、人並み……?」

    友紀「さ、最近はそうでもないでしょ! ちゃんとしたのも着てるもん」

    P「そうだっけ」

    友紀「そうだって! ていうか、仕事でオシャレする話と私服はまた別の話じゃない?!」

    P「……む、それもそうか。すまん」

    友紀「必要以上にあたしの株落とすのやめてよ!」

    P「半分は自爆では……」

    友紀「うるさーい! プロデューサーのばかー!」

    18 : ◆uMEAzbBMSc : 2018/12/30(日)20:21:53 ID:A2G

    友紀「はぁ、はぁ……」

    P「ご ごめんなさい」



    P「えぇっと……つまり、俺が思ってたのは勘違いで、ファッション系の話題に特別興味が湧いてたからではない、ってこと?」

    友紀「そうだね……そういうことかな」

    P「そうだったのか……」

    友紀「勘違いしすぎ……サイン見間違えにも限度があるよ」

    P「うぐっ」

    友紀「全くもう、どうしてこんなことに……」

    P「……ごめん」

    友紀「まぁ、あたしにも原因あるか……はぁ……」

    19 : ◆uMEAzbBMSc : 2018/12/30(日)20:25:25 ID:A2G

    P「……じゃあ、あの時なんであんなにやる気だったの」

    友紀「あぁ、それねぇ」

    P「あのやり取りが、言ってしまえば今回の原因なんだけど……」

    友紀「……ファッションショー、興味が無い訳じゃないんだよ? これもホント。やってみたいなって気持ち、少しはあったけど」

    P「…」

    友紀「でもそれはあんまり関係無くて……なんだろ。それとは別に、今回はちょっと気合入れてたっていうか」

    P「はぁ」

    友紀「うーんと。何て言ったら良いかな……」



    友紀「……アイドル、頑張ろって。そう思ってたからさ」

    P「頑張る…」

    20 : ◆uMEAzbBMSc : 2018/12/30(日)20:30:33 ID:A2G

    友紀「こないだ、ドームでLIVEあったじゃん?」

    P「……おう」

    友紀「色々あったけど……大成功だったし、あたしもすっごく楽しかった。全力出して、やりきったなって思えた」

    友紀「ずっと夢だったドームのマウンドに立ててさ。アイドルになった時に立てた目標も叶っちゃって。……なんか、これ以上無いな、最高だなって思って」

    P「…うん」

    友紀「でね? 終わった後に、ちょっとだけ考えたの」


    友紀「あたし、これからどうしよう、って」

    P「…ッ、」

    21 : ◆uMEAzbBMSc : 2018/12/30(日)20:34:44 ID:A2G

    友紀「特別な場所でやったLIVEは、確かに特別な思い出になった」

    友紀「でも、これが最初で最後なのかな。これでもう、ドームには立つのはおしまいなのかな」

    P「それは……」

    友紀「……あたし、そんなの嫌だよ。できるんなら、またやりたいもん」

    友紀「ドームだけじゃなくって……始球式のお仕事とか。歌って踊って、応援して、声援を返してもらってさ」

    友紀「これまでいっぱいやってきたことも、もっとたくさんやりたい。新しいことにもどんどんチャレンジして楽しみたい、気持ちいいって感じてたい」

    友紀「そしたらいつの日か、またみんなと一緒にLIVEできる。みんなを、ドームに連れてってあげられる。でしょ?」

    P「……貪欲だな」

    友紀「へへっ、言わなかったっけ? あたし、けっこう欲張りなんだ」

    友紀「だから、アイドル頑張りたいな、頑張らなきゃな……って。そう思ったの」

    友紀「あたしは、まだやれる。アイドルとして、もっと強くなれる。強くなる!」

    22 : ◆uMEAzbBMSc : 2018/12/30(日)20:37:14 ID:A2G

    友紀「で、ちょうどその時振られたのが今回のお仕事の話だったから、」

    P「迷わず即答、と」

    友紀「そう! ……まぁ、ちょっと勘違いさせちゃったみたいだけど。あはは……」

    P「なるほどな……」


    P「……おっけ。うん。理解したよ」

    友紀「ホント!?」

    P「ああ、勘違いしてて悪かった。お前のその気持ちと志、確かに聞き届けたから」

    友紀「聞き届けられちゃった」

    P「でもそういうことなら、この仕事回したのもあながち間違いじゃあなかった、ってところかな」

    友紀「そうだね。グッドタイミングだったよ」

    23 : ◆uMEAzbBMSc : 2018/12/30(日)20:40:22 ID:A2G

    友紀「みんなも見に来てくれたみたいだし。ドーム公演も終わって、ひと回り成長した新しいあたしを、お披露目するからさ!」

    P「新しい友紀、ね」

    友紀「そうそう! いつもとはちょっと違う雰囲気で、カッコよくキメて、自分を魅せる!」

    友紀「言うなれば……姫川友紀、第3シーズン開幕! ってところかな」

    P「はは、そっかそっか。それは楽しみに……」



    P「……ん? 第3?」

    友紀「うん」

    P「新しくなったんなら、シーズン2じゃないのか」

    友紀「ううん。3で合ってるよ?」

    24 : ◆uMEAzbBMSc : 2018/12/30(日)20:41:46 ID:A2G

    友紀「だって……あたしの最初のシーズンは、もう終わっちゃってるから」

    P「……あぁ、そういう」

    友紀「そういうこと」

    25 : ◆uMEAzbBMSc : 2018/12/30(日)20:45:26 ID:A2G

    友紀「神様は残酷だ……って、誰かが言ってた。でも、野球の神様は、最後まであたしを見捨ててはいなかった」

    友紀「終わったと思って、1度は諦めてた夢だったけどさ。拾い集めて、最初に思ってたのとはちょっと違うカタチにして、今度は叶えることができた。プロデューサーに、拾ってもらったおかげでね♪」

    友紀「でも、これで終わりにするつもりもない。アイドルとしてだったら、あたしはまだまだ、もっと走れる!」

    友紀「だから、今のあたしは、第3シーズン! これからの姫川友紀は、ひと味違う!」

    P「……そうか」

    友紀「昔のあたし・昨日までの自分ともまた違った、新しいアイドルゆっきーとして、勝負していくんだよ! 今日のショーは、その第1歩!」

    P「そうだな。ここでまた違った一面を見せられれば、これからの仕事にもきっと繋がるよ、きっと」

    友紀「うん! 絶対成功させて、次に繋げてみせる!」

    P「頑張ってこい!」

    友紀「はい!」

    26 : ◆uMEAzbBMSc : 2018/12/30(日)20:47:01 ID:A2G

    友紀「……って、言いたいところなんだけど」

    P「…っととと。これ以上、まだ何か引っ掛かることあったか……?」

    友紀「あたし、まだプロデューサーから聞いてないんだけどなー?」

    P「何を」

    友紀「ドレス、どう?」

    P「……ぉ」

    友紀「こういうの初めて着るからさ、自分じゃよく分かんないんだよ」


    友紀「みくちゃんと唯ちゃんからは褒めてもらえたけど、肝心の人からはまだなんだよなぁ」

    P「…そう、だっけ」

    友紀「どうかな? 似合ってる?」

    P「……」

    友紀「ちょっと、なんか言ってよぉ」ブー

    27 : ◆uMEAzbBMSc : 2018/12/30(日)20:49:53 ID:A2G

    P「……あの」

    友紀「んー?」

    P「その、あんまり良かったから、さっきは言葉出てこなかったっていうか。ゴメン」

    友紀「ふーん。そっか」

    P「あと、面と向かって言うのがなんかハズくって、つい」

    友紀「……ぷっ、ふふっ、なに照れてんの!」

    P「あーもー、うるっさい。言うタイミング失ってたら、此処に来てこれだ……」

    友紀「はやくはやく! どう思ったのか、聞かせて!」

    P「はいはい……」



    P「……事前に写真で見てたやつよりも、実物の方が断然良いな。スタイリッシュで、ちょっぴり大人で……だけど、快活な印象も残ってて。友紀にぴったりだ」

    友紀「……うん」

    P「似合ってる。綺麗だよ、友紀」

    友紀「……えへへ、ありがとっ!」

    28 : ◆uMEAzbBMSc : 2018/12/30(日)20:53:46 ID:A2G

    友紀「うーっし! やる気、出てきたぁ!」

    P「そりゃよかった」

    友紀「やっぱりさ。あたし、プロデューサーに言ってもらえるのが、1番嬉しいな!」

    P「……そりゃ、よかったな」

    友紀「いつも、ありがとね! やる気とパワー、すっごく貰ってる」

    P「お、おう……」

    友紀「今年最後の天王山、カッコよくばしーっと、かっ飛ばしてくるからさ! 今日は特に、いっぱい褒めてほしいな!」

    P「……分かった、分かったって」

    友紀「へへ! 約束だからね? 今日の夜は、忘年会も兼ねた打ち上げ! ビールでも飲みながら……感想、たっくさん聞かせてね!」

    P「分かったから! ほら、もう本番行け?! な?」

    友紀「はーいっ♪」タタ

    P「あ、こら! ランウェイでは、走るんじゃないぞー!?」

    友紀「わかってるよー!!」



    タタタ…



    29 : ◆uMEAzbBMSc : 2018/12/30(日)20:55:09 ID:A2G

    P「……はぁ やれやれ」

    P「ま、言いそびれるよりは、伝えられただけマシか…」


    P「なーにがカッコよく、だよ」

    P「お前はもう、十分強くてカッコいいっつーの。ばーか」





    おしまい。


    30 : ◆uMEAzbBMSc : 2018/12/30(日)20:57:59 ID:A2G

    おわり。ぷちコレに絡めたお話でした

    イベント納め川書き納め友紀。ドームの話もしたかったのでちょっとだけした


    よいお年を。

    31 : 名無しさん@おーぷん : 2018/12/31(月)03:41:16 ID:4KI

    乙女ゆっき可愛い




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