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相葉夕美「CDデビューのメンバーに私の名前がないんだけど!?」

2018/ 12/ 23
  • タグ:北条加蓮 高森藍子 道明寺歌鈴 相葉夕美

  •                  
    シンデレラガールズ 目次

    1 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします : 2015/08/23(日) 21:06:37.36 ID:bfnoJ13u0

    CD第8弾
    橘ありす 片桐早苗 一ノ瀬志希 塩見周子 櫻井桃華
    おめでとう!


    相葉夕美「CDデビューのメンバーに私の名前がないんだけど!?」バーン

    SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1440331597

    2 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします : 2015/08/23(日) 21:07:04.28 ID:bfnoJ13u0

    ――注意事項――

    道明寺歌鈴「藍色!」北条加蓮「思い出達」相葉夕美「お花っ」
    の続編っぽい気がします。

    3 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします : 2015/08/23(日) 21:08:09.89 ID:bfnoJ13u0

    ――事務所――

    北条加蓮「…………」チラッ

    高森藍子「…………」チラッ

    道明寺歌鈴「あ、あの、私の名前も……なんでもないです、はい」

    夕美「おかしいよね! 選挙で上位になったらCDデビューできるってモバP(以下「P」)さん言ってたんだけど!?」

    夕美「いや別にそれの為だけに頑張ったんじゃないけどさぁ!」

    加蓮「…………」

    藍子「…………」

    4 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします : 2015/08/23(日) 21:09:09.85 ID:bfnoJ13u0

    歌鈴「あの、ドキュメンタリーアニメでボイスグループに入った片桐さんがいるなら、わた、私もっ……や、やっぱり分不相応ですよね、はい」

    夕美「しかも周子ちゃんと志希ちゃんはいるのに!? 選挙上位組の2人もいるのに!? 私だけいないっておかしくないかな!?」

    夕美「次にお待ちくださいってこと!?」

    夕美「いいんだけど! でもなんだか納得いかないよ! ……も~~~~~!」

    加蓮「…………」

    藍子「…………」

    夕美「……あ、あの、ちょっとは何か言ってほしいんだけど……?」

    5 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします : 2015/08/23(日) 21:10:10.67 ID:bfnoJ13u0

    藍子「あの――」

    加蓮「藍子」サッ

    藍子「っ」

    加蓮「…………」(首を横に振る)

    夕美「???」

    加蓮「…………」

    夕美「ううっ、なんだかモヤモヤするっ! 大人のみんなってこういう時にお酒を飲んじゃうのかな?」

    歌鈴「ええっ!? 夕美ちゃんって、まだ18歳で……!」

    夕美「分かってる~~~!」

    8 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします : 2015/08/23(日) 21:11:10.69 ID:bfnoJ13u0

    夕美「もうっ、こうなったらPさんに直談判だよ! Pさんはどこにいるのっ?」

    加蓮「忙しそうに駆けずり回っているよ。今は営業の最中じゃないかな」

    夕美「あ、加蓮ちゃん、私のことちゃんと見えてたんだ……無視されるからてっきり……」アハハ

    夕美「とにかくっ! CDデビューのメンバーに私がいないの!」

    夕美「ううっ、こうなったら事務所に立てこもってやる~! デビューさせろってメガホンで叫んでやる~!」

    歌鈴「あの、それ、ドキュメンタリーアニメで同じこと……ううんっ、わた、私も参加します! あっ、でもそんなことしたらPさんにご迷惑が……えっと、えっと……ど、どうしよう……!」

    9 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします : 2015/08/23(日) 21:12:10.93 ID:bfnoJ13u0

    夕美「一緒にやろうね歌鈴ちゃん! きっとPさんだって分かってくれるもんっ」

    歌鈴「私が参加することは既に決定済みなんですか!? あ、あのっ、その、私、ドジだからきっと夕美ちゃんのご迷惑になりますから!」

    夕美「後ろに立ってくれるだけでもいいよ!」

    歌鈴「そんな~~~~っ!」

    加蓮「…………」

    藍子「…………」

    夕美「……あの、加蓮ちゃん藍子ちゃん、そろそろ何か言ってほしいな? そりゃー2人にとっては人事(ひとごと)なんだろーけどさー、その、ちょっとくらいは、ね?」

    夕美「あっ、一緒に抗議してくれるっていうなら大歓迎だよっ♪ 2人の言うことなら、Pさんもきっと聞いてくれるんじゃないかな」

                
    PICK UP!

    10 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします : 2015/08/23(日) 21:13:10.53 ID:bfnoJ13u0

    加蓮「………………」スクッ

    歌鈴「加蓮ちゃん……?」

    加蓮「ハァ……」

    加蓮「他人ごと、かぁ……ナメたこと言ってくれるなぁ」

    夕美「へ」

    加蓮「いやまあ私はいいよ? 所詮は藍子繋がりだし、そんなに話してないし、一緒にLIVEもしてないからね」

    夕美「え、いやそんなつもりはないんだけどな……加蓮ちゃんも私の友達で――」

    加蓮「でもさぁ……」チラッ


    11 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします : 2015/08/23(日) 21:14:10.57 ID:bfnoJ13u0


    藍子「………………」ゴゴゴゴゴ


    歌鈴「藍子、ちゃん……?」

    夕美「な、なんだか真っ赤っ赤なオーラが見えて……」

    加蓮「夕美、ちょっと藍子をナメてるんじゃない? あのさ……言わないって決めてたんだけど、いいや……これ見てよ」(首元を空ける)

    夕美「え……加蓮ちゃん、それどうしたの!?」

    歌鈴「あ、アザができちゃってます……! まさか、だ、誰かに襲われ――」

    加蓮「うん。襲われたよ。そこの藍子に」

    藍子「…………」(無表情)

    歌鈴「え」

    12 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします : 2015/08/23(日) 21:15:10.83 ID:bfnoJ13u0

    加蓮「テレビでCDデビューの発表を聞いた時、たまたま藍子と一緒にいてさ。八つ当たりされちゃった」

    藍子「…………謝らなくていいって言ったの、加蓮ちゃんですからね」

    夕美「藍子ちゃん……うん、ごめんっ! ごめんなさい! そうだよねっ、私も藍子ちゃんのこと大好きだもん! 藍子ちゃんに何かあって、藍子ちゃんに他人ごとって言われたら私もムカってなっちゃうよ!」

    歌鈴「あ……わ、私もです!」

    加蓮「それに」

    加蓮「それに、夕美がどう出るかと思って黙って見てたんだけどさ、まあ、色々言うのは分かるけど……挙句の果てにPさんに直談判?」

    加蓮「……ま、それでもいいんだろうけど……夕美にはそうしてほしくないな、私は」

    夕美「どういうこと……?」

    13 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします : 2015/08/23(日) 21:16:11.68 ID:bfnoJ13u0

    藍子「あの……ここからは、私に言わせてください」ゴゴゴ

    加蓮「ん?」

    加蓮「ああ、どうぞ。私は正真正銘、他人ごとだもんね」

    夕美「……あ、今ちょっと私ムカってきたかも。藍子ちゃんもこうだったんだねたぶん」

    加蓮「ふふっ」

    藍子「夕美さん。……私、あまり偉そうなこと言えませんけれど……今回のことは、ドンマイでした」

    藍子「私も、Pさんに何か言いたいっていうのは、夕美さんと同じです。私だって……今、お腹の奥がすごく熱くて、体が動きたがってて……加蓮ちゃんがいなかったら、本当に何をしていたか分からないから……」ゴゴゴゴゴゴゴ

    歌鈴「ひっ……」(夕美の後ろに隠れる)

    14 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします : 2015/08/23(日) 21:17:11.78 ID:bfnoJ13u0

    藍子「あっ、ご、ごめんなさい歌鈴ちゃん! その……こ、こんなこと、私も初めてですから!」

    歌鈴「ぶるぶる……」ソー

    藍子「ごほんっ。……でも、夕美さん」

    藍子「私達は、アイドルです」

    藍子「だから、Pさんに不満をぶつけちゃうなら、もっと違う方法にしませんか?」

    夕美「違う……方法?」

    藍子「Pさんに、後悔させちゃうんです。きっと、Pさんにもいろいろな事情があるでしょうけれど……夕美さんを選ばなくて失敗しちゃった、って思えるように」

    藍子「そうしてもらう為には、夕美さんが“アイドル”を見せればいいかな、って思います」

    15 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします : 2015/08/23(日) 21:18:11.48 ID:bfnoJ13u0

    夕美「……アイドルを見せる」

    藍子「ほら、前に、私とユニットがってお話をした時、ここでLIVEをしましたよね。本物のLIVEとぜんぜん変わらない、すごいLIVEを」

    藍子「あれと同じことをしたら、Pさんも……考えなおすことは難しくても、きっと、何かを変えられる気がして」

    藍子「私達、アイドルなんですから」

    夕美「…………藍子ちゃん………………そっか。そうだよね。私、アイドルだよね」

    加蓮「ふふっ。藍子ってば、なかなかエグいことを考えるねー。Pさんを後悔させたい、とかさ」

    藍子「それは……か、加蓮ちゃんにつられちゃったのかも?」メソラシ

    加蓮「こら、人をダシにするなっ」

    16 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします : 2015/08/23(日) 21:19:11.39 ID:bfnoJ13u0

    夕美「ふふっ、ありがと藍子ちゃん。私、よくないことをしちゃうところだったっ」

    藍子「い、いえ………………」

    加蓮「……なんか、自分を抑えるのに精一杯って顔してるんだけど」

    藍子「うぅ……加蓮ちゃん!」

    加蓮「何」

    藍子「その、私が、よ、よくないことを始めそうになったら……ふん縛って転がしておいてください!」

    加蓮「ぷはっ! あはっ、え、何それ、あはははっ! 縛ってって……あははははははははっっ」

    藍子「笑い事じゃなくて!」

    17 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします : 2015/08/23(日) 21:20:11.58 ID:bfnoJ13u0

    歌鈴「か、加蓮ちゃんにそんなことさせません! やるならその、私が……!」

    加蓮「歌鈴まで……っっ! アンタはもっと他に言うことあるでしょーが! ってかアンタじゃ藍子に逃げられるのがオチでしょ!」

    歌鈴「なっ。み、巫女さんはこう見えても力持ちなんです! いつも掃除や雑用で――」

    藍子「なんならっ、加蓮ちゃんと歌鈴ちゃんの2人がかりでも……!」

    加蓮「ひーっ、ひーっ、分かった、分かったからっ、やめて、真剣な顔で言うのやめてっ……!」

    夕美「……」ポツーン

    18 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします : 2015/08/23(日) 21:21:11.50 ID:bfnoJ13u0

    夕美「あの、えーっと、なんだか肩透かしになっちゃった気が……とりあえず、私はLIVEをすればいいのかな? この前みたいに」

    加蓮「ふーっっ……え? うん、そうしたらいいんじゃないかな」

    夕美「Pさん、すごく忙しそうだけど大丈夫?」

    加蓮「アイドルの声も聞かないプロデューサーならこっちから願い下げだよ。そんな人じゃないでしょ、Pさんは」

    夕美「そうだけどぉ……」

    歌鈴「あの! じゃあ、私も一緒にLIVEさせてください!」

    加蓮「お」

    19 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします : 2015/08/23(日) 21:22:11.78 ID:bfnoJ13u0

    歌鈴「私は……その、Pさんに不満はないんですけど……でも、このまま引き下がったら、アイドルが廃っちゃいます!」

    歌鈴「私だって、たまには……た、たまには……Pさんにっ、できるところを見せてあげたいんです!」

    歌鈴「夕美さんや、藍子ちゃんと違って……私がCDデビューできないのは当たり前だ、なんて思っちゃうけど……」

    歌鈴「でも、そんな自分も、もういい加減に、変えたいですから!」

    夕美「歌鈴ちゃん……」

    加蓮「……へぇ」

    歌鈴「ぜーっ、ぜーっ、だから、お願いします! 夕美ちゃん!」

    20 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします : 2015/08/23(日) 21:23:11.95 ID:bfnoJ13u0

    夕美「……もちろんオッケーだよ! むしろ、こっちからお願いしますって言うくらいかなっ」

    歌鈴「じゃあ、一緒に、が、頑張りまじっ!(噛んだ……!)」

    加蓮「あーもうまた肝心なところで……」

    夕美「じゃあ早速、話しあおうっ。どんな感じにしよっか?」

    歌鈴「まずは、衣装を選ぶところから――」

    夕美「そうだねっ。Pさんに見せつけてやろっ」

    <スタスタ
    <スタスタ

    (夕美・歌鈴が衣装室へと向かいました)

    27 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします : 2015/08/23(日) 21:47:48.58 ID:bfnoJ13u0

    加蓮「はー……歌鈴があそこまで言うなんて。それこそ、ちょっとナメてたのかなぁ」

    藍子「……………………」

    加蓮「……ふん縛った方がいい?」

    藍子「……もういっそ、首をこう、ずどっ、ってやって、眠らせてください。それか、睡眠薬」

    加蓮「恐いこと言わないでよ……」

    藍子「だって……それくらいっ、抑えきれなくて……!」

    藍子「分かっているんです。Pさんにも、きっと何かの事情があったんだって。Pさんだって、悔しい思いをしてる筈だって」

    加蓮「うん。Pさんも藍子も、優しいもんね」

    28 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします : 2015/08/23(日) 21:48:56.79 ID:bfnoJ13u0

    藍子「なのに私っ……どうしても、納得いかないんです……!」

    藍子「だって夕美さん、選挙で上位になった後も、あんなに頑張ってて! レッスンだってお仕事だって、いつもすごいって思うくらいだったのに!」

    藍子「……おかしいじゃないですか! 頑張ったのに、頑張ってたのに…………!」

    加蓮「……」

    藍子「ひくっ……」グスッ

    加蓮「……ん」ダキッ

    藍子「うぅぅぅぅぅぅぅううううぅぅぅぅううう~~~~~!」

    29 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします : 2015/08/23(日) 21:49:56.97 ID:bfnoJ13u0

    加蓮「…………夕美も幸せものだね。こんなにいい子に、こんなに想われて」

    藍子「私、いい子なんかじゃないですよぉぉっ…………!」グスッ

    加蓮「はいはい……」チラッ

    <コッチハドウカナ?
    <モウチョットハデニヤッチャッテモ...!

    加蓮「…………」

    加蓮「…………」ゴゴゴゴゴ

    藍子「ひくっ……ぐすっ……あ、あれ、加蓮ちゃん? あの、震えて……ひっ!」

    30 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします : 2015/08/23(日) 21:50:57.10 ID:bfnoJ13u0

    加蓮「え? あーごめん藍子ちょっと驚かせちゃった? いやー、その、ね? 改めて思ったら、そのー……」

    加蓮「……………………お、お互いに殴りあって意識を吹っ飛ばすっていうのはどうかな!」

    藍子「む、無理ですよそんなの!」

    加蓮「それを強要したの藍子だよね!?」

    藍子「お願いしただけですっ!」

    加蓮「ほら、私、身体が弱いからさ。ちょっとやっただけでころっと」

    藍子「できる訳ないです!」

    31 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします : 2015/08/23(日) 21:51:56.99 ID:bfnoJ13u0

    加蓮「じゃあ一緒にPさんにゲフンゲフン」

    藍子「か、加蓮ちゃんはほら、いつもクールで冷静に考えられる人だから! その、ほら!」

    加蓮「ハァ? 私だってブチ切れる時はブチ切れるんだけど!」

    藍子「加蓮ちゃんなら我慢できます! 我慢して、私を見張っててくださいよ!」

    加蓮「馬鹿言わないでよそもそもどうして私がそんなこと――」


    32 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします : 2015/08/23(日) 21:52:57.27 ID:bfnoJ13u0


    ――後日 事務所――

    P「おはようございま――」

    藍子「…………!」ギロッ

    加蓮「どーどー」

    P「……え? 何だ……? 何で俺、いきなり藍子に睨まれてんの……? ってか恐い、恐いぞ藍子、お前そんな顔もできるんだな……」

    加蓮「久しぶり、Pさん。忙しさもちょっとは落ち着いた?」

    P「ああ。うちに関係ないデビューの話なのにこっちに雑用回すなっての、なんでこんな面倒なんだか……」

    藍子「…………!」ギロッ

    加蓮「はいはいどーどー」

    33 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします : 2015/08/23(日) 21:53:57.59 ID:bfnoJ13u0

    P「……なぁ、加蓮。藍子が恐いんだけど」

    加蓮「自分の心に聞いてみれば」

    P「は……?」スタスタ

    P「……って」チラッ

    即席ステージ <マタアッタネ

    P「…………なんか見覚えあるなぁ、これ」

    加蓮「ご明察。じゃあPさん、はい。今回は観客席も用意してるんだよ」つパイプ椅子

    34 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします : 2015/08/23(日) 21:54:57.76 ID:bfnoJ13u0

    P「お、おう。パイプ椅子か」

    加蓮「何か文句でも?」

    P「ねえけど……え、あの、もしかして加蓮、お前もなんか怒ってるのか?」

    加蓮「…………自分の心に聞いてみれば」スタスタ

    P「???」


    35 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします : 2015/08/23(日) 21:56:00.75 ID:bfnoJ13u0


    夕美「あ、Pさんもう来たっ!?」

    P「おう、おはよう夕――――ああ、うん、だよなぁ」

    藍子「…………!」ギロッ

    加蓮「ゆるふわゆるふわゆるふわ」

    藍子「はっ。あ、ありがとうございます加蓮ちゃん」

    加蓮「我ながら何だこの呪文……」

    歌鈴「わ、私もっ……!」

    P「歌鈴まで……」

    36 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします : 2015/08/23(日) 21:56:57.73 ID:bfnoJ13u0

    夕美「Pさん。私と歌鈴ちゃん、Pさんに言いたいことがあるんだ」

    P「ん?」

    加蓮「…………だいたい察してる癖に」

    P「…………まあ、なぁ……あれは、」

    夕美「うん、分かってるよ。でも黙っているなんてイヤだった。そんな時、加蓮ちゃんと藍子ちゃんが背を押してくれたんだ」

    P「加蓮と藍子が……?」

    37 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします : 2015/08/23(日) 21:57:57.86 ID:bfnoJ13u0

    藍子「…………」ジロ

    加蓮「藍子、そろそろ眼力を抑えなさいよ……」

    歌鈴「ゆ、夕美さん! まずは私たちのLIVE、Pさんに見せちゃいましょう!」

    夕美「そうしよっか。じゃあPさん、行くよっ。瞬きも禁止だからね!」

    P「あ、ああ」


    38 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします : 2015/08/23(日) 21:58:58.15 ID:bfnoJ13u0


    ――LIVE終了後――

    P「…………」←ひっくり返っている

    夕美「まだまだ……! 次の曲は、」

    加蓮「夕美、夕美ちょっとストップ。Pさんひっくり返ってるから」

    夕美「え? あ、あれ? Pさん?」

    P「あ、悪い……なんか、あまりにもあまりにすぎて、驚いて……」

    P「夕美も歌鈴も、なんか叫ぶように歌ってきて……でもなんかが心に響いてきて……」

    P「いや、もちろん2人のLIVEは全部チェックしてるけど……こんなに凄かったんだな、って改めて……」

    歌鈴「よかったぁ……」ヘナヘナ

    39 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします : 2015/08/23(日) 21:59:58.14 ID:bfnoJ13u0

    夕美「わ、歌鈴ちゃん。でもよかった。私の想い、Pさんにちょっとは伝わったかな?」

    P「…………CDデビュー、の、ことだよな?」

    夕美「うん。メンバーに私の名前がなくて……うーん、なんだろっ。がっかり? 違うなぁ……不満。ううん、えっと、そうっ、とにかくモヤっとして!」

    夕美「そしたら加蓮ちゃんと藍子ちゃんが、アイドルを見せてやればいいって言ってくれてっ」

    夕美「ねえ、Pさん」

    夕美「ほんのちょっぴり、後悔してほしいな。私を、選ばなかったこと」

    40 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします : 2015/08/23(日) 22:00:58.27 ID:bfnoJ13u0

    歌鈴「あ、私もです! その……夕美ちゃんより、無理なことだって知ってますけど、でも、ちょっとだけ……その、次は選んでほしいな、なんて……」

    歌鈴「むむ、無理ならいいんです! その、選択肢に入れてくれるだけでもいいというか、覚えててくれるだけでいいというか……」

    P「夕美……歌鈴……」

    加蓮「……言い訳するなら今しかないよ、Pさん」

    P「! ……………………いや、言い訳はしない」

    P「今回のことは悪かった。本当に、悪かった!」ガバッ

    41 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします : 2015/08/23(日) 22:01:58.50 ID:bfnoJ13u0

    夕美「…………」

    歌鈴「…………」

    P「それと……次のCD化の時には、絶対にいい報告を持ってくる。だから、その…………!」

    夕美「うんっ。Pさん、期待してるね!」

    歌鈴「私もっ。Pさんのこと、信じてますから!」

    P「……うあぁ…………クソっ、絶対、絶対CDデビューまで連れてくからなっ……!」グスッ

    42 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします : 2015/08/23(日) 22:02:58.61 ID:bfnoJ13u0


    <Pさん、私このお仕事がやってみたいなっ
    <ら、LIVEバトル……! でもっ、今の私なら、きっとっ……!
    <ちょっと待ってくれ。……あ、もしもし、こちらシンデレラプロダクション◯◯部署のPと言いまして、次の仕事を――え? 他にオファーをかけている? いえ、そう言わずにお話だけでも――


    加蓮「……とりあえずは解決、なのかな?」

    藍子「…………みたいですね」

    加蓮「……張り手くらいなら許されると思うけど」

    藍子「いえ、いいんです。あとは、夕美さんと歌鈴ちゃんのことですから」

    加蓮「ふうん。そっか」

    43 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします : 2015/08/23(日) 22:03:58.72 ID:bfnoJ13u0

    藍子「……………………」

    加蓮「…………」

    藍子「…………や、やっぱりその、もうちょっとだけ見張っておいていただけると、なんて……」アハハ

    加蓮「はいはい、りょーかい」

    44 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします : 2015/08/23(日) 22:04:58.84 ID:bfnoJ13u0
    おしまい。

    待つことは大好きです。それに今回は、桃華Pの皆様に、おめでとうと、心の底から言いたいです。

    45 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします : 2015/08/23(日) 22:38:15.99 ID:M+Dg8tW3o




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